モナムール清風堂
☆monamou☆

フランス
からの便り

ご注意:写真はサイズが大きい為、開けない場合もございます。

□2009/12/06(Sun) □
☆マカロンナンシー☆
フランス在住11年目、パリのサロンドテ(お菓子とお茶が中心の喫茶店)に勤務しているパテシエール城田紀子さんからのお便りです。

こんにちは。先日ナンシ−に行ってきました。ナンシ−はフランスの北東に位置し、ストラスブルグと目と鼻の先にあります。ナンシ−と言えばマカロンですね。私が行ったお店にも日本人のお客さんが列を作っていました。お店の人に何も頼んでいないのに日本への土産か(マカロンが壊れないように特別包装してくれる)と聞かれ驚きました。それだけたくさんの日本人がこのお店を訪れるからなのでしょう。また、どうしてここまでわざわざ日本人が、このマカロンンシ−を買いに来るのかと聞かれたので、私たち日本人はとても食いしん坊だからだと答えておきました。
このマカロンナンシ−は、フランス各地に存在する数々のマカロン同様(マカロンパリジャン以外)ねっとりとした食感で、アーモンドの香りが香ばしい素朴なお菓子です。紙の上に絞って焼かれ、紙からはがされることなくそのまま販売されます。他にも写真にあるベルガモット風味の飴と、淡い緑の砂糖に包まれたプラリネの一口菓子もナンシ−の名物といことで購入しました。飴のほうはベルガモットの香りがやや強いように思いましたが、プラリネの砂糖がけは思いのほか軽い歯ざわりで、プラリネが香ばしく後を引く美味しさでした。
先ほどもいいましたが、ここナンシ−はストラスブルグのすぐ隣。とういことで以前お話したサン二コラのお祭り(12月6日)がこちらでも行われるということでした。一ヶ月前の11月6日から飾り付けが始まり、夜が長くつらい季節もこのおかげで、うきうきした気持になれると地元の人が言っていました。
他にもフランス北東部に見られる特徴として、クロワッサンがあげられます。ここのクロワッサンはベルギ−で食べたのと同様にフォンダンがかかっていました。パリでこのタイプのクロワッサンをみつけるのは至難の業といっても過言ではないと思います。本当にその土地土地のお菓子に出会い味わうのは楽しいものです。
町には驚くほどのお菓子屋さんがありどのお店もハイレベルでした。パリに来た日本人たちから、パリのお菓子屋さんにがっかりしたとよく聞きます。(私もその一人ですが)しかしナンシ−ではそういうことはありません。
これからフランスにこられる方でお菓子に興味のあるかたは、是非フランス北東部によられる事をお勧めします。
それではまた次回おあいしましょう。

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□2009/06/19(Fri) □
☆フランス人の太陽☆
フランス在住11年目、パリのサロンドテ(お菓子とお茶が中心の喫茶店)に勤務しているパテシエール城田紀子さんからのお便りです。

こんにちは。暖かい季節がやってきました。このころになると、パリのCAFE のテラスは観光客とパリっ子で埋め尽くされます。写真はサンジェルマン・デ・プレにあるCAFE。CAFEのよいところはなんと言っても長居できること。日本のようにお冷は出ませんし、迅速なサービスを求めることはできませんが、その分お客も、サービスの人の冷たい視線を気にすることもなく、ゆっくりできるというわけです。

 ヨーロッパ圏の人たちは、テラスで時間を過ごすことを、至極の喜びとしています。日没が10時頃なので、夕食もテラスでゆっくりと楽しみます。日本の繁華街は雑居ビルが多く、テラスを作るわけにもいかないでしょうし、なんといっても蒸し暑いので、冷房の効いた室内で冷たいビールを飲むほうが魅力的でしょう。でも湿度が低く、朝夕の寒暖の差が激しいフランスでは本当に快適なんです。

 日本人は特に女性は、太陽の光を異常なほどに嫌いますが、以前にも言いましたように、フランスではその逆です。パリには公園がたくさんありますが、みんな何をすることでもなく、ただくつろぐために、そして日差しを求めて公園にやってきます。また家庭では、庭のある家ではバーベキューをこの季節は楽しみます。この時期、友人宅にご馳走になりに行くと、ほとんどバーベキューです。肌寒くても大体のフランス人は平気でTシャツ姿でお肉を焼き、飲み食べ、騒ぎます。また庭のないアパートなどでも、ベランダに椅子とテーブルを置き、そこで食事をしたりくつろいだりします。フランス人の太陽と屋外にたいする執着は日本人には理解できないでしょう。でもフランスに住めば理解できます。事実この私がそうなりつつあるのですから。

 それでは、また次回お会いしましょう。

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□2008/12/17(Wed) □
☆クリスマス市☆
フランス在住10年目、パリのサロンドテ(お菓子とお茶が中心の喫茶店)に勤務しているパテシエール城田紀子さんからのお便りです。

こんにちは。12月に入って寒さが一段と厳しくなってきました。先日パリにも雪が降りました。日本もフランスもこの頃になると、クリスマスに向けて皆準備を始めだすのではないでしょうか。
 日本でクリスマスといえば、恋人同士でロマンチックに、友達とにぎやかに過ごすというイメージですが、フランスでは必ずと言ってよいほど家族と過ごします。これも昔は家族そろってクリスマスのミサに行っていたという名残なのでしょう。
 さて今回はクリスマス市についてお話します。クリスマス市といえばドイツが有名ですが、フランスではドイツとの国境に位置するアルザスのクリスマス市が有名です。教会の広場にアルザス特有のお菓子のパンデピス、ホッとワイン、CRECHEというキリスト誕生の場の模型などを売る露店が立ち並びます。日が暮れた後は教会や露店からの灯り、ライトアップされきれいに飾り付けされたもみの木などがが入り交ざって幻想的な雰囲気でいっぱいになります。
 この時期アルザス行きのTGVは満席、ホテルも満室となります。つまりフランス人はクリスマス市が大好きなんです。
 というわけでフランス全土にこの時期クリスマス市が立つようになりました。クリスマスとはまったく関係ない民芸品や物産物を割高で販売する露店が目に付きますが、日本の縁日のようなものでつられてついつい見てしまい、ついつい買ってしまいます。
 もちろんパリにもクリスマス市は立ちます。写真の市はダビンチコードと、お菓子好きなら誰もが知っているピエールエルメのあるサンスルピス教会の広場に立つクリスマス市です。私もご他聞に漏れずパンデピスをこの日購入してしまいました。(スーパーで同じものを見つけてもけっして買わないのですが・・・)は誰もをとりこにする不思議な魅力を持っているんです。
 それではまた来年お会いしましょう。少し早いですが、よいお年を!


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